男性更年期障害に処方する漢方薬

●腎機能低下に八味地黄丸

腎臓、泌尿器、生殖器など漢方でいう「腎」の機能低下、老化現に処方されます。
疲れやすく、手足が冷え、腰痛があり、しびれる、尿量減少あるいは多尿で喉が渇く、などの症状に用いられ、男女更年期障害や老人の糖尿病やインポテンツに効果があります。


●精神不安や不眠症に柴胡加竜骨牡蛎湯

炎症を抑え、解熱・鎮痛作用のある紫胡(サイコ)や神経安定作用のある竜骨(リュウコツ)や牡蛎(ボレイ)など11種類の漢方生薬が配合されています。
精神不安で、驚きやすく動悸があり、不眠症である場合に処方されます。


●精神不安からくる胸のつかえに半夏厚朴湯

嘔吐作用があり、胸のつかえを取り除く半夏(ハンゲ)やお腹の張りを取り、気分が晴れない神経症状を取り去る厚朴(コウボク)など5つの漢方生薬が配合されています。
精神不安で、喉がつかえるような異物感がある症状に処方されます。


その他男性更年期障害に処方される漢方薬
・黄連解毒湯
・補中益気湯
・芍薬甘草湯 など

男性更年期障害に男性ホルモン補充治療法

男性の更年期障害の原因も、女性の更年期障害と同様に、ホルモンバランスの変化によります。
男性ホルモンの低下は、性欲の低下だけでなく、うつ病や情緒不安定など消極的な精神状態をもたらします。
ですから、男性更年期障害の原因である男性ホルモンの分泌不足を補うために、男性ホルモンのなかで最も生理活性が強いテストステロンを補充する治療法が一般的に行われています。

2〜3週間に1回に男性ホルモン補充を行い、3回の男性ホルモン補充で効果がわかります。

男性ホルモン補充療法による副作用は、体液が溜まる浮腫(むくみ)の症状がでたり、にきびができたり、一時的に乳房が女性のように発達したりします。

更年期障害は男性にもおこる

更年期障害というと女性特有の病気のように思われますが、実は男性にも更年期障害が起こるのです。
男性の場合は、女性のような閉経による急激なホルモンの変化はありませんので、男性の更年期は見つけにくいのですが、やはり加齢と共に徐々にモルモンのバランスが変化していきます。

●男性更年期障害の特徴

男性の更年期の特徴は、心理的な原因によるストレスや社会的環境によるストレスによって起きる精神神経症状が大半を占めます。
憂鬱であったり、なかなか寝付けず不眠症であったり、全身がだるく倦怠感があったり、やる気が起こらず無気力であったり、すぐにイライラしたり、めまいや頭痛があったり、性欲の減退したり、という症状があらわれると更年期障害の可能性があります。

男性の自殺者が最も多くなるのが、更年期である50才をはさんだ前後10年間であると言われていますので、このような症状が長く続く場合は、心療内科で受診されることをお勧めします。

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